世の中では「ダイバーシティ」の一環として「女性活躍」と言われています。

女性も自己の能力を発揮して社会に貢献し、社会全体の底上げをすることはとても素晴らしいことです。

ですが、現在行われていることは、本当に女性のためになっているのでしょうか?

私はそう思わざるを得ません。

それはなぜか。

注目されているのが、企業の管理職に占める女性の割合とか、育児休暇の取得率とか、表面的には女性のために見えても、実のところは企業のために行われている施策でしかありません。

それも、制度を設けることができる「大企業中心の」です。

多くの女性が出世を望んでいるとは思えませんし、ライフイベントを迎えた女性に対する企業の姿勢は今だに厳しいのが現実です。

本当に必要なのは「絆」

これまでの日本では、地域のコミュニティが存在していたため、結婚して主婦になったとしても地域の活動を積極的に行うことで女性が貢献できる場がありました。

しかし、核家族化が進み、地域のコミュニティが崩壊してしまったことで、職に就いていない女性が活躍できる場が失われます。

高度経済成長が終わり、バブル崩壊を経て、女性も社会に出て働く必要が出てきました。

いつの間にか、女性の活躍の場はビジネスの場に移っているかのような錯覚を、私たちは持ってしまいました。

誤解していただきたくないのですが、女性がビジネスの場で活躍することを否定しているのではありません。

割合としてみたときに、出世を望む女性は圧倒的に少ないのではないか、と申し上げているのです。

必要なのは「場」であって、「制度」ではありません。

では、「場」は誰が作り出すのでしょうか?

そうです。人です。

男性よりライフイベントに左右されやすい女性が、安心して悩みを相談し、価値観を共有し、困ったときには知恵を出し合い、支え合う「場」を作ることの方が重要です。

これを、現代では「コミュニティ」や「ネットワーク」と言います。

参加者のためのコミュニティを

多くの「コミュニティ」と言われるものは、その多くが主催者のビジネスのために作られたものです。

参加者のためを謳っていながら、結局は主催者が自らのビジネスを維持し大きくするために利用しています。

これを「コミュニティ」と言えるでしょうか?

私はそう思えません。

主催者しか知らず、参加者同士が顔も知らず会話をしたこともなく、ただ人数だけが100人・200人と集まっていても、単なる「烏合の衆」でしかありません。

たった、10人、20人であったとしても、お互いをよく知り、お互いのために助け合うことのできる方が、コミュニティとしての「力」は強いとは思いませんか?

私が「ホンネ女子会」を作ったのは、そのような「力」を持つコミュニティを作るためです。

目指すものを作り上げるためには、根気よく人と会い、自分の想いを伝え続けなければなりません。

時間はかかっても、私は必ず成し遂げます。