心について興味を持ち学ぶようになると出会う言葉の一つに

「自己肯定感」

があります。

「あなた自身のことを認めてあげましょう」

「あなたには、こんな良いところがあるのですから、その価値を受け取りましょう」

心理学やスピリチュアル系のセミナーやワークショップへ行くと、講師の人間がこんな言葉を言います。

確かに、私たち日本人は自己評価が低すぎるので、確固たる自尊心を持てていない人が多いのは事実です。

そのため、互いの自尊心を尊重する文化が廃れ、今日の精神疾患の増加や自殺者の多さに関する、大きな原因の一つになっていると考えられます。

ただ、それを「自己肯定感」ということだけで済ませられるのでしょうか?

心の底から湧き出るもの

いくら頭で「自己肯定感」を高めようと考えて、自分の良いところを見つけようと紙に書き、ワークショップで人から言ってもらったりしても、それだけでは不十分です。

どれだけ他人から褒められても、それは一時的な麻薬のようですぐに元に戻ります。

というのは、私が心理学を学び始めた頃、数々のセミナーやワークショップに出て、いわゆる

「褒め」

の実習を何十回とやってきて、それが何の効果もないことを分かっているからです。

人の心は、セミナーやワークショップで他人から褒められたくらいでは、根本から変わりません。

ところが、多くの人はその「一時的な麻薬」を求めてセミナーやワークショップに通い続けます。

普段の生活の中で、人から褒められることが極端に少ないからです。

しかし、本当に必要なのは「褒め」ではありません。

あなたが「生涯情熱を傾けられるもの」です。

勘違いしていただきたくないのですが「好きなこと」ではありません。

「好き」とは、感情の一つです。

人間の感情は常に揺れ動いています。まるで柱時計の振り子のように。

ですから、感情を「柱」にしてしまうことは自尊心を取り戻すためには、むしろ妨げになると言わざるを得ません。

情熱を傾けているとき、それを「好き」とか「嫌い」とかは考えません。

していることが「当然」だからです。

心の底から湧き上がるものがあるからこそ、生涯を掛けて取り組むことができます。

心の底から湧き上がるものは、他人からの「褒め」では掴めません。

自ら見出さなければなりません。

私の場合

私がカウンセラーとして活動しているのは

「カウンセラーという職業をこの世から無くすため」

「自殺者を0(ゼロ)にするため」

です。

これは個人的な「好き」とか「嫌い」という問題ではありません。

現代は、物質的にも情報的にも、あまりにも多くのものが周りにありすぎて、私たちは自分自身を見失っているということができます。

また、他者から容易に操作されやすいということもできます。

そして、国や企業が個人を守ってくれるという時代は終わりました。

個人が、自分の足で立って前に進むことが求められる時代になりました。

そのためには、まず自尊心を取り戻し、「生涯情熱を傾けられるもの」を見出すことが重要です。

私のマインドシフトカウンセリングは、あなた自身の手であなた自身を癒し、「生涯情熱を傾けられるもの」を見出すための手法です。

私のカウンセリングを継続的に受けてもらうためのものではありません。

ただ、方法などは何でもいいのです。

私のカウンセリングを受ける必要もありません。

あなたが、自尊心を取り戻し、「生涯情熱を傾けられるもの」を見出せれば、自然と人生は変わっていきます。

大切なのは、今始めることです。