「人生を変えたい」

あなたは本気で思っていますか?

「本気で思っていますよ!」

と、あなたは仰るかもしれませんが、そんなとき私は次のようにお尋ねします。

「では、一生実践し続ける覚悟はありますか?」

このようにお尋ねすると、ほとんどの方はひるんでしまい、次からカウンセリングに来ないこともあります。

私は「一生続けろ!」などと一言も言っておりません。「覚悟はありますか?」とお尋ねしているだけです。

こんな結果になってしまうのは、近年のスピリチュアルブームなどもあり「努力しなくても良い」という風潮が世の中に作られているからかもしれません。

実践し続けなければ変わらない

私がよく例えに出す、イチロー選手。

彼は、何も努力せずにメジャーリーグで活躍できたのでしょうか?

そうではありませんよね。

小学生の時に「メジャーリーガーになる」と決め、そのための青写真を描き、現実に何をすべきか逆算して考え、日々練習と試合を繰り返したからこそ、NPBへ進み、その後シアトル・マリナーズと契約することになりました。

野球という一つのことを取ってみても、プロへの道へ進むには相応の努力が必要です。

まして、人ひとりの人生を180度転換させ、良い方向へ進めるようになるためには、野球でプロへ進むのと同様、あるいはそれ以上の努力が必要となることは当然です。

だから私は「覚悟はありますか?」とお尋ねするのです。

そして、イチロー選手は、猛練習したからメジャーリーガーになれたのではありません。

世の中には、当時のイチロー選手よりも猛練習している中学生・高校生・大学生がたくさんいます。

ただ、その中で「メジャーリーガーになるための練習」を意識をしている選手はどれだけいるでしょうか。

イチロー選手は、小学生の時に既に「大人の自分はメジャーリーダーだ」と決めていました。

決めていたからこそ、練習のすべては「メジャーリーガーになるための練習」となっていたはずです。

高校時代のイチロー選手は、注目されていましたが決して華々しい活躍をしたわけではありません。オリックスへ入団して才能が開花した選手です。

すべてが「メジャーリーガーになるため」に、進んでいったと言えるのではないでしょうか。

「あり方」を変えるには

イチロー選手は、「メジャーリーガー」という小学生の時に決めた「あり方」を決して変えることなかったからこそ、現実にメジャーリーガーとなり活躍しました。

では、なぜ「あり方」が変わらなかったのでしょうか?

それは、日々の練習から「自分はメジャーリーダーだ」という意識を決して変えなかったからです。

具体的に意識していた当時のメジャーリーガーがいたことでしょう。

「あの選手ならこう打つだろう」

「あの選手から、この場面ではこうプレイするに違いない」

頭の中で具体的な場面を思い描いて、その場面に対応するために技術を磨いていった、その繰り返しがあったことでしょう。

「『あり方』を決めてしまう」

「決めたら意識を変えない」

「日々実践し続ける」

シンプルで単純なことですが、できる人はごく僅かです。

すぐにできる人などいません。

最初は抽象的でも、上手くできなくても、実践し続けていればある瞬間劇的に変わり始めます。

ただ、そこまで待てない人が多いだけのことです。

あなたに「覚悟」はありますか?