お話を聞いているとこういうことをおっしゃるクライアントさんがいます。

「自分が何をしたいのかがわからないんです」

「こう、ピンとするものがなくて、やりたいことが見つけられないんです」

確かに、それまで意識して自分の好きなもの、やりたいことを探そうとしたことがなかったために、そういう言葉が出てくるのでしょう。

しかし、そうしたインスピレーションが湧いてこないのには、それなりの理由があります。

まずしなければならないこと

インスピレーションを得たいと、今まで自分が行かなかったところや、したことのなかったことにチャレンジする方もいます。

それはそれで素晴らしいことなのですが、経験がないことにチャレンジすることは返ってストレスになることもあります。

チャレンジよりも不安な気持ちが先に立ってしまい、チャレンジを心地よく感じられないからです。

チャレンジをする前に大切なことは、あなたが今まで経験したことを振り返ってみることです。

「そういえば、子どもの頃○○をしていたなぁ〜」

「小学校の頃までは○○を習っていたんだけど、止めちゃったんだよな」

どんなに短い期間であっても、あなたが経験していたことがあるはずです。

習い事だけではなく、興味があったこと、自分で調べて人より良く知っていたこと、あなたが気づいていないだけでたくさんあるはずです。

何も経験したことのない新しいことにチャレンジするときは、ストレスになることもあります。

しかし、自分が以前に経験したことならば、思い出すのに時間はある程度かかったとしても、ストレスは小さくなるはずです。

それは突然やってくる

あなたが何かに打ち込んでいるとき、自然と頭の中は空っぽに近い状態になっています。

「こうしよう」と思わなくても自然と体が動いてしまう、言われなくても考えが浮かんでくる、そんな状態になっていることでしょう。

そして、打ち込んでいるものから少し離れてとき、例えば、休憩をとったり、何かのキッカケでふと手が止まったとき、それは突然やってきます。

インスピレーションが湧いてくるのです。

それは、あなたが望んでいた方向かもしれません。

あるいは、全く違った方向なのかもしれません。

いずれにしても、そのインスピレーションはあなたの内側から出てきたものです。

経験がないから、分からないからと見過ごしてしまうのではなく、一度は経験してみてはどうでしょうか。

そこから新しい世界が開けるかもしれません。