「感情に流されるな!」

「感情を開放することが大切です」

など、「感情」という言葉を私たちは日常的に使います。

では、あなたはどのような気持ちのことを指して感情と呼んでいますか?

当然のことですが、おそらく意識したことがないでしょう。

アメリカの心理学博士ロバート・プルチック氏は、人の感情を8つの基本感情に分けました。

喜び

信頼

恐れ

驚き

悲しみ

嫌悪

怒り

期待(予測)

他の感情は、基本感情の程度の強弱、あるいは基本感情の組み合わせで成り立っているとプルチック博士は考えました。

もちろん、分類が細かくなればなるほど似通った感情も出てくるので、一概に全て正しいとは言えません。

しかし、どのように分類することができるのかを知っておくだけでも、あなた自身の心と向き合うために役立てることができます。

「自分のことは自分がよく知っている」

という言葉を言う人がいます。

もちろん、そうした部分もありますが、上の言葉は半分当たりで半分外れです。

あなたが知っていると思っている部分は、意識して認識できる範囲で見える「あなた自身」あるいは「あなたの心・感情」のことを指します。

感情は、表面的に感じているのは一つでも、その裏には幾重にも感情が折り重なっています。

その折り重なっている感情に光を当てることができてはじめて、あなたの課題が見えてくるようになります。

感情は、あなた自身のことを知らせてくれる大切なアンテナですが、アンテナに掛かるものは、あくまでもスタートにしか過ぎません。

そこから先へ進めるのかが重要になります。