多くの人が「人生を変えたい」「状況を良くしたい」と思っていても、なぜできないのか?

あなたも

「何かいいことが起こらないかな〜?」

と思ったことがあるはずです。

そして、何かを変えたいと思ってネットやテレビの情報を頼りに、行動したことがあることでしょう。

ただし、あなたの言う「行動」とは、パワースポットと呼ばれる場所に行ってお祈りをしたり、これを持てば運命が変わるというものを買うことではありませんか?

最初は、その場所へ行く電車代、数百円のお守りやアクセサリーで済んでいたかもしれません。

もし、あなたがもっと高額なものに手を出そうとしているなら、ちょっと待ってください。

特別なものは必要ない

高額なものに手を出そうとしているのは、あなたが大きな誤解をしているからです。

端的に言ってしまえば

「何か特別なことをしなければ変われない」

と思い込んでいるからです。

例えば、何か高額なものを買って身近に置いておかなければいけない。

あるいは、高額なお金を出して決められた作法を身につけ、その作法にに則ってやらなければならない。

いずれも、形・やり方を重視しています。

でも、ハッキリ言ってしまえば、「やり方」などにこだわるのは意味のないことです。

「こういう順序でやらなければならない」

「こういう言葉を言う決まりになっている」

形式を守ることは、目的を達成するための手段の一つでしかないのに、あたかもそのやり方が絶対であるかのように思い込み、しまいには周りにも強制する。

手段が目的化している、矛盾した例の一つです。

あなたが大切なことに気づけるのであれば、やり方など何でも構いません。

気づきを与えてくれるのは、何かの「物」や「やり方」ではありません。

大切なのは、あなたの「あり方」を変えていくことです。

近道を探してしまうのは

変化を望むあまりにやってしまう過ちは「近道」を探してしまうことです。

上に述べたことを、より具体的にお話ししていきましょう。

あなたが「特別な誰か・何か」を求めて探していると、必ず出会ってしまうものがあります。

カルト宗教や宗教まがいの自己啓発セミナー・心理学を装ったワークショップなどです。

悩んでいる人にとっては、お金と時間を費やしてでも得たい「救い」のように感じるかもしれません。

あなたも出会ったことがあるはずです。

なぜ、このような「特別な何か・誰か」や「救い」があるように思い込んでしまうのでしょうか?

それは、TVアニメやハリウッド映画などマスメディアの影響が大きな原因の一つです。

俳優やキャラクターが特殊な能力で超人的な力を発揮する場面を見ているうちに、私たちは「魔法」があるものと思い込まされています。

ですから「私は魔法が使えます」という人のもとへ通うようになり、自分も変われたと思い込むようになってしまいます。

あるいは、こんな場合もあることでしょう。

「〇〇で運気が上がった」「▲▲を買ってお金持ちになった」

などという甘い言葉を信じてしまい、何十万、何百万とお金をつぎ込んで、新しいものが発売されると買わずにはいられなくなっている。

ここまで行ってしまうと、もう「ファン」ではなく「信者」というべきでしょう。

「そんなことあるわけないでしょ!」

と、あなたは思われるかもしれませんが、これらの「手口」は日に日に巧妙になっており、一般の人では気づかないことも多くなっています。

地に足をつけて進むしかない

私はいつも申し上げています、「心の世界の魔法はない」と。

もっと言えば、現実の世界を一瞬で変えられるような特別なものや特別は人は存在しません。

現実の世界を、社会を変えることが簡単ではないことは、容易に想像がつくはずです。

そして、自分の人生を変えようとして頑張っても、何かが違うと気づいているはずです。

しかし、心のどこかで、自分の人生は容易に変えられるかもしれないと思ってしまう。

現実に見える大きな結果が出ないと、簡単に諦めて他のやり方を探してさまよい始める。

さまよった結果、思わぬ落とし穴にはまってしまう。

もう、そんなことは終わりにしましょう。

地に足をつけて、愚直に前に進む、それがどんな小さな一歩であるとしても、誰よりも前に進んでいることに変わりはありません。

たとえ苦しく感じることがあっても、悩むことがあっても、だからこそ進んでいるということがわかってきます。

足元をまずはしっかり踏みしめましょう。